この記事ではそもそも「株」とはどういうものなのか?をシンプルに解説します。
「株」を買う、取引する、とはどういうことなのかが理解できます。
「株」とは?
「株」は会社がお金を集めるために発行するものです。
「株」を買うという事は、その会社に投資するということになります。
逆に会社は、投資してくれたお礼として、定期的に分配金や株主優待としてお返しをします。
また「株」を買うことで、その会社の経営に参加する権利も得られます。
よく〇〇株式会社と言いますが、「株」を発行してお金を集めて活動している会社のことを言います。
ゲームを作っている任天堂、車を作っているトヨタ、世界に目を向けるとGoogleやAppleなど、これらはすべて株式会社です。
つまり、世の中は「株」という仕組みで成り立っていると言っても過言ではありません。
「株」ってギャンブルなの?
「株」を買うことを「投資する」とよく言いますが、投資はギャンブルではありません。
ただし、買い方・売り方によってギャンブルになってしまうので注意が必要です。
会社の業績やこれからの期待などに応じて「株」の価格は日々変動しますが、これを利用して、頻繁に「株」を売買して儲けようとすると、ギャンブルになってしまいます。
価格が変動する理由はたくさんあり複雑すぎるので、予測することは誰にも出来ないからです。
また、会社が倒産してしまうと「株」の価値はゼロになってしまいます。
なので頻繁に売買していなくても、1社にだけ投資することもギャンブルになってしまいます。
突然その会社が不祥事などを起こすと、イケイケの会社でも急に倒産することもあり得るからです。
なぜ投資に注目が集まっているの?
きっかけは新NISA制度の開始ですが、根本的な理由は銀行への貯金だけではお金が減ってしまうからです。
通帳の残高が減ることは絶対ないでしょ!というツッコミが入りそうですね。
もちろんその通りですが、通帳の残高が増えることも絶対にありません。
最近、いろんな物の値段(物価)が上がっていますよね?
物価が上がると、手持ちのお金で買えるものは少なくなります。
今まで100円で買えたものが、物価が上がると100円で買えなくなります。
なので、貯金をしている間に物価が上がっていくと、実質お金が減っていることになります。
ですが、常に売買されている「株」は物価とともに価格が上昇します。
ギャンブルのような売買はダメですが、長期・分散・積立というルールに従って「株」を買うことで、物価上昇についていってくれる貯金のようなイメージで、お金を持っておくことができます。
まとめ
「株」について簡単に解説しましたが、「株」に対するイメージは変わったでしょうか?
「株」のこと理解したうえで、ただしく利用することが、お金持ちへの近道になります!
皆さんがお金持ちになるための知識になれば幸いです。
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